本日は2021年に私が利用したふるさと納税の紹介とふるさと納税を実施するとどのくらい節約できるのかについて実績をご紹介します。
ふるさと納税とは
みんな大好きふるさと納税。CMもたくさんやっていて、今やその存在を知らない人はいない制度ですよね。
一方で、「制度がいまいちよく分からない」、「確定申告とか面倒そうだし」とまだまだ利用していない人が周りにも多い印象です。
ふるさと納税はお得しかない制度なので、やったことない人は是非1団体でもいいのでお試しでやってみて欲しいですね。今は5団体(自治体)までの利用であれば確定申告は不要な仕組みもあるのでハードルは低くなっています!
ふるさと納税とは、生まれた故郷や応援したい自治体に寄付ができる制度です。
手続きをすると、寄付金のうち2,000円を超える部分については所得税の還付、住民税の控除が受けられます。
あなた自身で寄付金の使い道を指定でき、地域の名産品などのお礼の品もいただける魅力的な仕組みです。
所得税は"還付"されるので、例えば2021年でふるさと納税した費用が2022年に返金されます。
住民税は"控除"されるので、2022年の住民税が安くなります。
※確定申告した場合。(ワンストップ申請を利用した場合は全額住民税からの控除になります。)
なお、ふるさと納税は、最低2,000円は自己負担することが決まっているので、実質2,000円でお礼の品をもらえたことと同義になります。
ふるさと納税の上限額の算出方法
ふるさと納税には納税できる上限額が決まっています。
所得税や住民税が控除される仕組みですので、無限にはなりませんよね。この上限額は所得(納めている税金)によって変わります。
また、基準となる所得は、2021年のふるさと納税であれば、2021年の所得となるため、明確にいくらが上限という金額を出すことができず、今年の見込み所得はこのくらいだから大体上限金額はこのくらいになるだろう。といった目安となります。
ふるさと納税をすることができる各サイトで、上限金額を算出するシミュレータがついているので自分の上限値の算出にはシミュレータを利用してください。
簡易シミュレータを利用した場合、夫婦で子供がいる家庭の上限は以下となっています。
年収別ふるさと納税上限額
- 300万:1万1千円
- 400万:2万5千円
- 500万:4万円
- 600万:6万円
- 700万:7万7千円
- 800万:11万1千円
- 900万:13万2千円
- 1,000万:15万6千円
正確な上限がわからないため、上限を超えてふるさと納税してしまう心配もありますが、上限を超えたら罰則のようなものはありません。還付または控除の対象とはならず、追加で支払うだけとなります。
おすすめのふるさと納税
自治体ごとに用意されているふるさと納税、数が豊富すぎて何を申し込むか迷ってしまいますよね。
私のお勧めは圧倒的に"米"と"肉"です!この2つは家計節約にピッタリです!!
まず、節約のため、ふるさと納税するのであれば食料品がいいと思います。
ただし、魚介、野菜、果物でもいいのですが、米と肉に比べると、日持ちしないものも多いです。よくふるさと納税でもらった返礼品のカニや牡蠣で鍋パーティしよう!と知り合いに誘われることがありますが、大人数で一気に消費できる場合にはこれらの返礼品でもいいと思います。
一方で、普段の家計の節約にしようとするのであれば、慌てて消費期限内に消費し切らなくてはならない品よりも日持ちする食材の方が有利です。
そういった意味で、お米と肉はかなり有能です。
お肉は大体冷凍でやってくるので、必要な分だけを都度解凍して利用すればよく、使い勝手がいいです。
2021年のふるさと納税実績と節約効果
ririの2021年のふるさと納税実績と、お礼の品をもし自分で買っていた場合とを比較して節約の効果がどれくらいだったのかをシミュレーションしてみます!
ふるさと納税の上限金額のところでお話ししたとおり、所得によってふるさと納税できる金額が決まってくるので、家族構成と年間のふるさと納税額で大体その人の所得がわかります。笑
お米
秋田県 大館市 : あきたこまち(無洗米 5kg×2袋=10kg)
山形県 三川町 : つや姫パックライス24P×2箱 ※リピートで2回
山形県 舟形町 : コシヒカリ10㎏(5㎏×2)
お肉
鹿児島県 霧島市 : 鹿児島県産黒毛和牛【A-5ランク】&黒豚しゃぶしゃぶセット(計約800g・たれ付き)
鹿児島県 日置市 : 鹿児島県産黒毛和牛切落し(計1.5kg・300g×5P)
大分県 国東市 : ソーセージ&ウインナー 2kg
宮崎県 都城市 : 「お米豚」こま切れ3.6kg
熊本県 天草市 : 黒毛和牛 切り落とし 1kg A4~A5ランク
香川県 善通寺市 : 豚肉こま切れ4.2㎏(500g×8袋+200g×1袋)
つや姫
パックご飯でちょうどいい量なので、めちゃめちゃお勧めです。毎年リピート注文しています。
ふるさと納税の合計金額と節約額
上記ふるさと納税の合計金額は「136,600円」でした!
ririは大企業の正社員のため、上限は結構高めです。
次は、実際にお礼の品を購入した場合の金額を概算してふるさと納税でどのくらい節約ができたのかをシミュレーションします。
あきたこまち:2,000円/5kg×2=4,000円
つや姫:3,200円/24パック×2=6,400円×2回=12,800円
コシヒカリ:2,500円/5kg×2=5,000円
豚肉:140円/100g×7800g=10,920円
牛肉:800円/100g×3,300g=26,400円
ウィンナー:180円/100g×2,000g=3,600円
※品質が異なりますが、普段スーパーで購入している肉やお米の代替という意味合いでスーパーの単価を参考にしています。
ウィンナー
いろんな種類が楽しめるのもふるさと納税のいいところ。
合計すると、62,720円になりました!!
返礼の品は納税額の30%以下とする必要があるとされているので、実際の返礼品の原価としてはもっと安いのだと思いますが、スーパーで同じ量の食材を購入していた場合でシミュレーションすると本金額になります。
単純に月平均(12で割る)と5,266円となり、月の食費が5,000円も節約できたことになります!!
今回のシミュレーションのケースは私のふるさと納税上限がそれなりにあるためこのような結果になっていますが、ここまでの節税効果にならずとも家計の節約になることは間違い無いので、是非まだふるさと納税を実施していない人はご利用ください。
(というか、私の場合、どれだけ税金払わせるんですか?と言うくらい給料から毎月天引きされていくので節税という意味では本当にありがたい制度です。)